結婚相談所を変えても、婚活が変わらない人の共通点【第4話】
- masmi

- 8月11日
- 読了時間: 10分
自分の気持ちが分からない人が、最初にやるといいこと
「あなたは、どうしたいですか?」
そう聞かれたとき、
「……う~ん、分からないです」
となってしまうこと。あるよね・・

人口30人の島に遊びに行ってきました!(兵庫県姫路市男鹿島)
婚活でもそうなのですが、
「この人と、また会いたいですか?」
「うーん……嫌ではないです」
「じゃあ、会いたい?」
「相手が会いたいなら……」
こんな感じ。
自分のことを聞かれているのに、気づけば相手の気持ちを基準に答えてしまうんですよね。
でもね、これって、自分の気持ちが「ない」わけじゃないんです。
長い間、自分の気持ちよりも相手を優先してきたから、自分の気持ちが分からなくなっているだけなんです。
前回のブログでは、私たちがなぜ「嫌われること」を怖がるのか。
そして、その奥には子どもの頃から身につけてきた「愛されるためのルール」がある、というお話をしました。
結婚相談所を変えても、婚活が変わらない人の共通点【第3話】
・相手に合わせる。
・空気を読む。
・嫌なことがあっても我慢する。
・自分の気持ちより、相手の機嫌を優先する。
それを何年も、何十年もやってきた人が、突然
「自分の本音を大切にしましょう」
と言われても、そりゃ分からないんですよ。
だから今回は、
「自分の気持ちが分からない人は、何から始めればいいのか」
そこをお話しします。
◆「私はどうしたい?」の答えが出てこない理由
「それで、あなたはどうしたいですか?」
相談をしている時に、私からよく質問します。
すると、
「相手がいいなら、それで……」
という答えが返ってくることがあります。
ところがそんな人に、もう少し話を聞いていくと、
「本当は、もう少し●●したい」
という本音が出てくる。
しかし、その本音が出てきた瞬間に、
「でも、こんなこと言うと変かも?」
と、自分の本音をかき消してしまう。
ここなんです!
自分の気持ちが分からないんじゃなくて。
自分の気持ちより先に、「こんなこと思っちゃダメ」が出てきているんです。
「断ったら嫌われるかも」
「面倒くさい女だと思われるかも」
「せっかく好意を持ってくれているんだから」
「これくらい我慢しないと結婚できないかも」
そうやって、自分の中に出てきた小さな本音を、無かったことにしてしまう。
それを繰り返していたら、そりゃ自分の気持ちは分からなくなります。
◆ いきなり「理想の結婚」を考えなくていい
婚活をしていると、
「どんな人と結婚したいですか?」
「理想の結婚生活は?」
「5年後、どうなっていたいですか?」
みたいなことを聞かれることがあると思います。
もちろん、それも大事です。
でも、自分の気持ちが分からなくなっている人に、いきなりこれは難しいんですよ。
だって、
「今日、何を食べたい?」
ですら、
「何でもいい」
と答えてきた人生。
そこに突然、
「どんな人生を送りたいですか?」
なんて聞かれても、困りますね。
だから、もっと小さなところからでいいんです。
今日は和食と洋食、どっちがいい?
この服、本当に着たい?
今は誰かと話したい?
それとも一人でいたい?
この誘い、本当は行きたい?
それとも、断ったら悪いから行こうとしてる?
こんな小さなことです。
自分軸って、ある日突然、
「私はこう生きる!」
と人生の答えが降りてくることじゃありません。
日常の小さな選択で、自分の感覚を拾い直していくこと。
そこからなんです。
◆「好き・嫌い」が分からないなら、「快・不快」を見てみる
「この人のこと、好きですか?」
婚活ではよく聞かれますよね。
でも、自分の感情をずっと抑えてきた人にとって、「好きか嫌いか」って意外と難しいんです。
だから私は、もっと手前を見てほしいと思っています。
心地いいか。
ちょっと苦しいか。
安心するか。
なんとなくモヤモヤするか。
会ったあと元気になっているか。
それとも、どっと疲れているか。
理由なんて、最初は分からなくていいです。
「なんとなく嫌だった」
でもいい。
自分の気持ちを感じてあげる。
まずはそれだけでいいんです。
◆ 婚活では「相手」ばかり見ないで、「自分」を見てほしい
婚活をしていると、どうしても相手をチェックします。
年収は?
仕事は?
家族構成は?
性格は?
自分のことを気に入ってくれてる?
次も誘ってくれる?
もちろん、結婚相手を選ぶんだから、見る必要はあります。
でもね。
それと同じくらい見てほしいものがあります。
その人と一緒にいるときの「あなた自身」です。
自然に話せてる?
無理に笑っていない?
「嫌われたくない」と言葉を選びすぎていない?
本当は違うと思ったのに、「私もそう思います」と合わせていない?
家に帰ったとき、
「あー、楽しかった」なのか?
それとも、
「はぁ……疲れた」なのか?
これ、すごく大事です。
「この人は結婚相手としてどうなんだろう?」
と相手を評価する前に、
「私は、この人といるとき、どんな自分になっているんだろう?」
を見てみる。
そこに、自分の本音が出ていることがあります。
◆ 頭はごまかせても、体はけっこう正直です
「条件は悪くない」
「友達に話したら、いい人じゃんって言われた」
「断るほどの理由もない」
なのに、次のデートが近づくと、なぜか気が重い。
LINEが来ると、ちょっと緊張する。
会っている間、ずっと肩に力が入っている。
逆に、
会うのがちょっと楽しみ。
くだらないことでも自然に笑える。
沈黙になっても、そんなに焦らない。
こういうのって、頭で考える前に体が反応しているんですよね。
もちろん、
「緊張した=相性が悪い」
という単純な話ではありません。
初対面なら緊張して当然です。
でも、体の反応って、自分を知るためのヒントにはなります。
頭の中で、
「この人を断っていい理由は何だろう?」
「この人を好きになるべき?」
と正解探しをする前に、
一度、自分に聞いてみてください。
「私は今、はどんな感じ?」
これくらいでいいんです。
◆ 自分の気持ちに気づいたら、本音を1ミリだけ出してみる
そして、自分の気持ちに少し気づけるようになったら、次はそれをほんの少し言葉にしてみます。
いきなり、
「これが私です!」
と全部さらけ出す必要なんてありません。
本当に1ミリでいいです。
「今日は和食がいいな」
「その日はちょっと難しいです」
「私はこっちのほうが好きです」
「今日は少し疲れてます」
「もう少しゆっくり話したいです」
こんなことでいい。
でも、人に合わせることが癖になっている人にとっては、この一言が怖いんですよね。
「嫌われたらどうしよう」
ってなっちゃうんです。
分かります。
でも、ここはちょっと考えてみてほしい。
あなたが、
「今日は和食が食べたい」
と言っただけで不機嫌になる人と、結婚したいですか?
「その日は難しいです」
と言っただけで離れていく人に、ずっと合わせ続けたいですか?
結婚したら、もっといろんなことがあります。
疲れている日もある。
意見が違う日もある。
一人になりたい日だってある。
そんなときまで「いい人」を演じ続けるのは、苦しいです。
結婚って、いい人を演じ続ける場所じゃないから。
本当の自分を少しずつ見せながら、二人の関係を育てていく場所です。
◆ 自分軸は「わがままになること」じゃない
ここも勘違いされやすいところです。
「自分の気持ちを大切にしましょう」
と言うと、
「そんなことしたら、わがままになりませんか?」
と言われることがあります。
でも、安心してください。
なりませんから!w
自分軸って、
「私はこうしたいんだから、あなたが合わせて」
ではないんです。
相手の気持ちも大切にする。
でも、自分の気持ちも同じくらい大切にする。
それだけです。
たとえば、
「私は今日は和食が食べたい。あなたはどう?」
と言えること。
相手の希望を聞いたうえで、
「じゃあ今日はそっちにしよう」
と自分で選ぶなら、それは我慢ではありません。
でも、本当は嫌なのに、
「何でもいいよ」
と言って、あとからモヤモヤする。
これは、自分を大切にしているとは言えないですよね。
つまり自分軸って、
自分だけを優先することでも、相手だけを優先することでもない。
自分と相手の間に、ちゃんと対話をつくることなんです。
◆ 今日からやってほしい3つのこと
もし、
「自分の気持ちがよく分からないな」
と思ったら、まずこの3つだけやってみてください。
1.すぐに「いいよ」と言わない
誘われたとき、頼まれたとき、何かを聞かれたとき。
反射的に相手に合わせる前に、
「ちょっと考えてもいい?」
と言ってみる。
その数秒、数分が、自分の気持ちを確認する時間になります。
2.小さな違和感を消さない
「嫌い」と決めなくていいです。
「なんかモヤッとした」
「ちょっと疲れた」
「なんとなく嫌だった」
それでOK。
すぐに理由を探さなくてもいいので、まず自分がそう感じたことを認めてください。
3.一日一回だけ「私はどうしたい?」と聞く
大きなことじゃなくていいです。
今日何食べたい?
今、本当は何をしたい?
このLINE、本当に今返したい?
そんなところからでいいんです。
答えが分からない日があっても大丈夫。
大事なのは、今まで聞いてこなかった自分の声を、ちゃんと聞こうとすることです。
◆ あなたの本音は、なくなったわけじゃない
自分の気持ちが分からないと、
「私って自分がないんだな」
「何も決められない」
「だから婚活もうまくいかないんだ」
と、自分を責めてしまう人がいます。
でも、違うんです。
本音がないんじゃない。
今までずっと、
「相手はどう思う?」
「嫌われない?」
「これを言ったら迷惑?」
という思考の声が大きすぎて、
本当の自分の声が聞こえなくなっていただけです。
「
本当はこっちがいいかも」
「今日は行きたくないかも」
「この人といると、ちょっと安心するな」
最初は、そのくらいの小さな声です。
でも、その声を無視しないでいると、少しずつ自分が分かってきます。
そして、自分が分かってくると、
「誰に選ばれるか?」
だった婚活が、
「私は誰と一緒にいたいのか」
を考える婚活に変わっていきます。
ここがめちゃくちゃ大事です。
◆ まとめ|環境や条件を変える前に、自分の声を聞いてみる
婚活がうまくいかないと、
「アプリや結婚相談所を変えたほうがいいかな」
「もっと条件を広げたほうがいい?」
「もっと選ばれる自分にならなきゃ」
と、外側を変えようとします。
もちろん、環境を変えることでうまくいくこともあります。
でも、自分の本当の気持ちを置き去りにしたままだと、
環境を変えても同じことを繰り返してしまうことがあります。
また相手に合わせる。
また嫌われないように振る舞う。
また「いい人」を演じる。
そして、また婚活が苦しくなる。
だからこそ、まずは自分に聞いた方がいい。
「私は、本当はどうしたい?」
すぐ答えが出なくてもいいです。
今日のランチでもいい。
次のデートのお店でもいい。
LINEを今返すかどうかでもいい。
小さなところから、自分の感覚を取り戻していく。
婚活って、誰かに選んでもらうために自分を変える活動じゃないんです。
自分を知って、自分を大切にしながら、
「この人となら、私らしく一緒に生きていける」
と思える人と出会っていくこと。
私は、そう思っています。
結婚してからも、人生は続きますからね。
だから、結婚するために本当の自分を隠さなくていいのです。
◆ 次回は…
自分の気持ちに気づけるようになっても、次に出てくる壁があります。
それが、
「でも、本音を言ったら嫌われるんじゃない?」
という怖さです。
分かっていても言えない。
嫌だったのに笑ってしまう。
断りたいのに「大丈夫です」と言ってしまう。
次回は、
「本音を言うことと、相手を傷つけることは違う」
というテーマで、本音を我慢せず、それでも相手を大切にできるコミュニケーションについてお話しします。
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