ゼロ化で変わる人間関係――「愛と親しさ」があふれる会話の秘密
- masmi

- 7月14日
- 読了時間: 4分
婚活、職場の人間関係……。人と深く関わることに、どこか苦手意識を持っていないですか?
「どう思われるか気になる」 「自分ばかり話している気がする」 「相手に合わせすぎて疲れる」
こんにちは。幸せわくわく婚活塾のマス姐こと、山中ますみです
この時に気持ちがすっきりして、有効なのが、“ゼロ化”というあり方です。これは、心の中心をニュートラルに戻すことで、人と自然に親しくなり、深い信頼関係を築くためのシンプルかつ強力な方法です。
今回は、あるクライアントさんのセッションの内容から
「ゼロ化」と「愛と親しさがあふれる会話」の本質について、お伝えします。
◆自分のポジションを知る――今、どこにいる?
セッションの冒頭では、あるワークを通して「自分の在り方」を振り返るところからスタートしました。
ポジティブ/ネガティブ × 自立/依存の4象限に自分を当てはめて考えると、今の自分の傾向や過去の思い込みに気づくことができます。

たとえば、今回のクライアントSさんは「ネガティブ×依存」から「ポジティブ×自立」へと変わりたいという願望がありました。
過去を振り返ると、幼少期の家庭環境(母親との関係・兄弟間の比較・えこひいき)が、今の在り方に大きな影響を与えていることに気づいたのです。
「私はお姉ちゃんだからしっかりしなきゃ」 「比べられてばかりで苦しかった」
そんな経験が、人に気を遣いすぎたり、自分を抑えたりするクセを生み出していました。
◆ゼロ化とは?――“我”をなくして本当の傾聴を手に入れる
このセッションでお伝えしたのは、“ゼロ化”という在り方です。
ゼロ化とは、自分の「我(エゴ)」を一旦手放し、フラットな意識で相手と向き合うこと。
具体的にどうするか?
姿勢を正す
きちんとお辞儀【頭を垂れない、腰から45度】をして、呼吸を整える
これを実践すると、不思議なことに「相手の言葉がすっと入ってくる」「安心して話ができる」「相手が自然と心を開いてくれる」など、今までにないコミュニケーションが始まるのです。
これは、合気道や武道でも活用されている精神状態で、“相手を倒す”のではなく、“相手と一体になる”という哲学に近い感覚です。
この状態で相手とコミュニケーションをとります。
◆「愛と親しさ」のある会話とは?
私たちが目指す会話のゴールは、“表面的なやり取り”ではないのです。
本当に大切なのは、相手の感情や背景に寄り添い、 「その痛み、わかるよ」 「私も似たような経験があるんだ」 といった、愛と親しさのこもったキャッチボールです。
お見合いの場でも、ただ質問に答えるだけではなく、 「この人は何を感じているんだろう?」 「どうしたら安心してもらえるかな?」 と、意識を相手に向けることが信頼関係をつくるカギになります。
そして何より、相手の話に反応して“自分の内側がうずく・・・”つまり、イライラしたり、ドキッとしたりする瞬間に気づくこと。これは、自分自身の未消化の感情やトラウマの癒しにも繋がります。
◆なぜ「ゼロ化」が効くのか?
実は、ゼロ化していると、相手のエネルギーがスッとこちらに入ってきます。
逆に、自分の中に“我”があると、聞きながらも心の中では: 「この人、何か隠してない?」 「なんでそんなこと言うの?」 と、疑いや評価が入り込み、相手の本音に触れることができません。
ゼロ化は、まさに“パイプになる”こと。 自分のこだわりや正しさを脇に置き、ただ相手に意識を向けることで、初めて「本物の会話」が始まります。
◆まとめ:頭で分かっても、心が癒えていないと動けない
セッションの最後にSさんが言った言葉は、「実践こそがすべてですよね・・・」というメッセージでした。常に本ばかり読んでた。読んでその気になっていた。と気づきました。
頭の中で知識として“いい話”を聞いた気になっても、 行動に移せないのは、潜在意識の中にある「痛み」がまだ癒えていないから。
だからこそ:
会話中に「うずく」感覚を見逃さない
違和感を感じたら、内側を見つめる
そして、誰に対しても「愛と親しさ」をもって関わる
このサイクルを繰り返すことで、自然と「誰とでも人間関係が築ける人」へと変わっていくのです。
◆最後に:人間関係を変える最初の一歩
あなたの周りの人たちに、 “親しみを持って声をかける” “相手の話をゼロ化して聴いてみる”
たったそれだけで、空気が柔らかく変わることに気づくはずです。
自分を変えることは、他人を変えるよりも確実で早い。しかも、それが本当の意味での「愛」の始まりかもしれません。
次回はぜひ、あなたの大切な人と“愛と親しさがあふれる会話”を試してみてください。
あなたのコミュニケーションが、もっと楽に、もっと温かくなりますように。



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